経営者となかよくする
■ 経営者となかよくする
転職先の中堅・中小企業やベンチャー企業では、そこでは大企業のように経営者が雲の上にいるということはない。すぐ横にいる。経営者の権限はそれこそ絶対的である。経営者と良好な人間関係を構築するという条件を満足させる必要がある。そして経営レベルはというと大企業のように高くはない。家族を非常勤役員にして給料を支払っているようなことも見えやすい。客観的に考えてみよう。どんな会社にも、実現するには会社に貢献するということに加え、創業の時点があり創業者がいる。創業当時に創業者が頼れるのは家族以外にいない。これが創業者のもつ心理である。しかし、そういうことを再就職した新人の社員は知らない。その時点での経営の問題点だけを見ている。そして変な正義感をもつ。どんな創業者も家族に無理をさせる。当然どこかで返さなければという気になる。
「いたいだけいていいよ」ということをいう。オーナー経営者である。その権限は絶対的である。気に入らない人は雇用しない。平気でいとも気安く「辞めてくれ」という。また辞めさせる権限も大きい。そうすると「社長はけしからん」というような正義感を持つ人が出てくる。これは気に入らない社員を辞めさせることだけにいえることではない。逆のことでもいえる。気に入った社員(自社に貢献してくれて、人間的に好きな社員)なら定年を越えて雇用する権限もまた強い。気に入った社員はいつまでも雇用しようとする。
定年を越えて雇用されている方も多い。35歳以上の人が再就職する会社のほとんどは中堅・中小企業やベンチャー企業では、経営者と人間関係が悪くなる。経営者に気に入られない社員が会社に残れるチャンスは皆無である。