転職した先で定着するには

転職先で受け入れられる方法B

  • ■ 転職先で受け入れられる方法B

     転職前後にかかわらず企業の規模や職種に関係なくどんな仕事でも基本中の基本なのだが、どうしたわけかできない人が多い。仮にあなたがコンピュータシステムの専門家で、情報システムが機能しない中堅企業に就職したとしよう。【「ほうれんそう」を密にする】ビックリするほどである。当然経営者はあなたに情報管理システムを徹底的に見直し、再構築するように指示する。そこであなたはすぐに現状を調査し、再構築すべき理想の情報管理システムを頭に思い描く。大企業で情報管理システム構築の専門家から見れば、ビックリするほどである。現状のコンピュータや通信システムはそれができないものになっていて、それを構築するにはかなりの費用がいることだ。そして経営者は毎日のように「すぐかかってくれ」とプレッシャーをかける。ビックリするほどである。当然あなたは「はい、わかりました。すぐに計画書を作成します」と言って多額の費用(大企業では大した金額ではないが)がかかる設備投資を前提とした計画書を作成・提出する。おそらくあなたは近い将来、就職したその会社を辞めないといけなくなる。なぜそうなるのだろうか。その会社のそれは、まだまだ初歩的なものだ。だから理想の情報管理システムを想像することはたやすい。
     その上雇用した社員が、お金のかかることをいい出すのである。このことがどれほどあなた自身の立場をよわくするのかいうまでもない。大企業は現場に設備投資予算が与えられている。だから予算内であれば、意見具申する制度、稟議書制度を使うことでお金を使うことができる。
     これは経営者の心理を考えればすぐにわかることだ。経営者は、まずあなたを雇用したことで固定費が増えたと考えている。中堅・中小企業やベンチャー企業ではこうはいかない。予算は現場に与えられていないし、ビックリするほどである。あったとしても有名無実。中堅・中小企業やベンチャー企業の場合、設備投資をはじめ出費の伴うことのほとんどは経営者の選権事項である。
     そんな背景の中で、「ほうれんそう」という。この「ほうれんそう」の悪い人が多い。また会社を辞めるハメになる。入社してすぐには、お金のかかることはいわないようにしよう。おそらくそれまで勤務していた会社では古参社員だったから問題にならなかったのだろう。が、新参者はそうはいかない。「ほうれんそう」が悪いと、報告、連絡、相談を一口に【多額の出費の話をすることが、どれほどあなた自身の立場を弱くするかは、いうまでもない。】中堅・中小企業やベンチャー企業の経営者がもっとも喜ぶことは、採用した社員が自社に貢献してくれることである。これはもちろん業績に貢献するという意味である。それは入社してすぐにできることでない。時間がかかる。ただ、入社して即できる簡単な貢献もある。以下はそれである。
     仕事を終え帰るのもほとんどの社員が退社してからにする、玄関マットのズレを直す、使っていない電灯を消す、備品を大切にする、出費を極力抑える努力をする、自社に関連する新聞記事をメモっておく、求人企業は問題を解決するために雇用しているのだから、問題を解決する事=会社に貢献することである。などで貢献しようという姿勢はいくらでも示せる。これらはチョットした気遣いでできることである。
     求人企業は問題を解決するために雇用しているのだから、問題を解決する事=会社に貢献することである。入社したらどうすれば会社に貢献できるのかよく考えよう。そしてそれを態度に示そう。考えているだけではダメである

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