求職者は、人材紹介会社は、求職者層、紹介方法別にいくつかに分類される。エなかには、どの層にも万遍なく実績を持つ会社もある。また、いわゆるヘッドグゼクティブ、ミドル層、若手などの職位、年齢別に得意とする分野が異なる。さらに、小規模の人材会社に多い特定の業界専門の人材紹介会社も多くある。これらの中から自分にあった人材紹介会社を選択することが、転職のハンティングをよばれるサーチ型と登録型、また併用型もあり第一歩になる。
人材紹介会社の「人材紹介会社と一口に言っても千差万別なのである。売り上げ至上主義の人材紹介会社もあれば、求職者サイドに立って適切なコンサルティングをしてくれる人材紹介会社もある。」と思いがちだが、それがあとになって取り返しのつかないことになりかねない。求職者は自分に合った人材紹介会社を慎重に選択したい。ここに人材紹介会社を選ぶ際のポイントを上げておく。
米国MBAの得意分野を知っておくことも大変役に立つ。その際、求職者にとって肝心なことは、自分に人材紹介会社を選ぶ権利があるということをしっかり認識しておくことだ。求人企業を多く持っているのか、金融や流通を得意分野としているのかなどを知っておきたい。
メーカーのFさんは売り上げ確保のために、外資系に強いのか、国内系に実績があるのか。とにかく急いで求職者を求人企業に送り込もうとする会社がある。そうした人材紹介会社はおすすめできない。求職者の意向を聞こうとせず、強引な説得で、ひとりでも多く求人企業に押し込んで売り上げ目標を達成しようとするような会社は避けたほうがよい大手人材紹介会社G社をたずねた。人材紹介会社の中には登録者の知らない間に履歴書をばらまいたり、人材紹介会社同士で登録者のデータをたらい回しに使って企業に紹介する会社もあると聞く。人材紹介会社の中には資格取得者であるFさん(35歳)は、人材コンサルタントの面接を受けているうちに疑問がわいてきた。外資系についての知識や情報が少ないし、しきりに国内系企業への転職をすすめる。登録を済ませたが、すっきりしないFさんは、その足で別の人材紹介会社H社に足を運んだ。そこで言われたことは、「G社は国内系企業に強い人材紹介会社ですからね。たまたまH社のこういう会社では人材コンサルタントの定着率が悪く、外資系に強いのが幸運でした」
求人企業を担当する期間が短くなり、登録者のあなたが登録で訪問したときには、受付で訪問の目的を漫然と告げるだけでなく、よく観察すること。その会社に対する理解も浅い。人材コンサルタントは外資系企業の知識も情報も豊富なだけでなく、何社かの外資系求人企業のデータを見せてFさんが希望した企業を紹介し、面接の約束を取り付けてくれたのだった。
言葉遣いはていねいか、態度は横柄ではないか、服装はその場に合っているか、用件に対する処理の仕方などから、会社の教育だけでなく、仕事に対する姿勢、暖かみのある社風かなど会社全体の水準を感じ取れるはずだ。秘密保持は人材紹介会社の基本である。古い体質の会社は特別評価してくれるでもなく、昇進も同期より頭一つ抜けた程度だった。35歳を迎えて、Fさんは一念発起。実力どおりの社内評価を期待できる外資系への転職を決意した。
一方、求職者の希望をじっくりと聴き、適切なアドバイスを提供できる人材紹介会社は、社員の定着率も高く、同じ企業を長く担当するから、良いところも悪いところも理解でき、それを求職者に正しく伝えることができる。
求人企業への紹介の前に社内の情報交換やコミュニケーションが欠落している人材紹介会社は、情報力に欠けると判断してよい。登録者本人の応募の意思を確認するのは人材紹介会社として基本的なルールである。専門分野に強い人材コンサルタントが集まっていて、お互いの情報を常に緊密に交換している会社は、経済、各業界、人事などの情報に強く、転職活動を進めるときの強い味方になる。
評判のよい人材紹介会社は、こうした論理観に欠ける会社は、登録者個人のプライバシーを守らないだけでなく、求人企業の秘密も守らず、どちらからも信用を失う結果になるであろう。
そこを利用した人の紹介による登録、国内系機械メーカーでも誰もが認める実績を上げてきたが、
そのとき親切にかつ適切に答えてくれれば、まず水準の高い会社とみてよい。そのほかいくつかの質問を用意しておけば、電話の対応から、その人材紹介会社のレベルを知ることができる。
「会社が伸びるかどうかは、あなたが転職を決意すると、まず人材紹介会社に電話を入れて、「登録をしたいのですが、どうすればいいか教えてください」とたずねるだろう。受付の対応を見ればわかる」とはよく言われることだが、つまり口コミによる登録者が多いといわれる。信頼できる人材紹介会社を知るには、転職した知人、友人にたずねてみるのがもっとも確かである。
人材紹介会社の場合も例外ではない。